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抗体(免疫グロブリン)のクラスのひとつ。血液中に最も多く存在しており、γ-グロブリンの80%を占める。二次応答の主要な抗体。血液中の半減期も長い。リンパ節や脾臓、骨髄などで産生され病原体の侵入部位に集まってそれを防御する働きをする。母体から胎児に移動するのは免疫グロブリンの中ではIgGクラスのみで、胎児や新生児を感染から守る。IgGはIgMが出現してから23日遅れて出現する。鳥類のIgGは、他の哺乳類のものと異なる性質を持つことからIgYと呼ばれる。卵黄に多く含まれる。H鎖と…
抗体や補体によって食細胞の貪食が活性化されること。抗体の結合した異物がFc受容体の働きで効率よく貪食される作用。オプソニン化やオプソニン効果とも呼ばれる。抗体や補体に対する食細胞の受容体の存在が知られる前から、食細胞と血清が一緒にあると貪食活性が高まることが知られており、これがオプソニン作用と呼ばれた。この作用の発見当初は、原因となる物質が不明でありオプソニンと呼んでいたが、その大部分が抗体や補体であったと考えられる。細菌は抗体または補体が結合することで、好中球やマクロファー…
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