健康用語WEB事典

六価クロム(hexavalent chromium)

クロムイオンのひとつ。または六価クロムを含む酸化物無水クロム酸)を指す。Cr6+

自然界にはクロム鉱石に含まれる。人工的には三価クロムの焼成によって生成される。酸化剤やメッキなどに使用されている。*1

強い酸化力(毒性)を持ち、過去にはクロム酸工場の労働者に鼻中隔穿孔?上気道炎症?皮膚炎などが多発した。

*1日本大学生産工学部第44回学術講演会講演概要 高有害物質「六価クロム(Cr6+)」の溶出防止技術の開発 汚染土壌の浄化に係る環境保全マネジメント 日大生産工 須藤誠 恭誉建設㈱ 山下操: http://www.cit.nihon-u.ac.jp/laboratorydata/kenkyu/kouennkai/reference/No.44/pdf/6-14.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-12-04 (火) 08:22:22