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大脳皮質と脳幹や脊髄を連絡する上行性伝導路と下行性伝導路が密集して必ず通る場所。*1
外側にレンズ核、内側に尾状核および視床がある。
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腸管グルカゴンのひとつ。腸管管腔内L細胞から分泌される、69個のアミノ酸残基からなるペプチド。特に回腸末端からの分泌が多い。グルカゴンの全アミノ酸配列を内包している。前駆体はプログルカゴン。C末端はグルカゴンのC末端トレオニン残基に8個のアミノ酸配列が連結した構造を持つ。作用機序はパラクリンによるものと想定されている。グリセンチンは単独でヒト胎児の小腸上皮細胞増殖効果を有することが示唆されている。また、腸粘膜上皮細胞増殖作用を有することが知られる。腸管粘膜上皮の増殖および保護…
知覚、思考、記憶などの機能を司る脳の部位。大脳の外側に位置する薄いシート状に並んだ細胞からなり、クルミ状に折り畳まれた外見を形作っている。以下の部位に分けられる。-大脳新皮質-大脳辺縁系--中間皮質--大脳旧皮質--大脳原皮質大脳皮質の神経細胞は、表層から以下の順で脳表面に平行な層に分かれて配置されている。-大脳皮質Ⅰ層-大脳皮質Ⅱ層-大脳皮質Ⅲ層-大脳皮質Ⅳ層-大脳皮質Ⅴ層-大脳皮質Ⅵ層タグ:
放線菌(ストレプトマイセス・フルビシムス)が生産するイオノフォア抗生物質。脂溶性の中性物質で抗酸性菌を含むグラム陽性細菌および酵母菌に対して強い抗菌活性を示す。バリノマイシンの抗菌性は金属イオンの膜透過への影響によるもの。親水-疎水界面でカリウムイオンのみを選択的に内包する。
上位運動ニューロンの神経路。錐体路とも。大脳脚中央の1/3を占める。随意運動を制御する主要な神経回路のひとつ。ヒトを含む哺乳類に広く存在する。延髄で反対側へ交差して伸びる。大脳皮質(大脳皮質5層)の運動野にある神経細胞が、その軸索を内包を通って脊髄へと直接伸ばし、大脳皮質から脊髄へと運動の指令を送る。延髄下部で交差して脊髄の対側へと伸びるため、片側の大脳皮質神経細胞は、その反対にある側の手足の運動を制御する。脊椎を通る位置によって以下の2つに分けられる。-外側皮質脊髄路-前皮…
脳の深部にある大脳基底核の入力部。大脳皮質に囲まれた脳の深部に存在し、視床下核と共に大脳皮質の広い領域から興奮性入力を受ける。線条体という名前の由来は、内包を横切って尾状核と被殻を結んでいる灰白質や尾状核や被殻の中を走る有髄線維の小束によってできる縞目。運動の制御や金銭や賞賛のような報酬の情報処理や社会的なやりとりに関わる。線条体の損傷によって意欲の低下が生じる。報酬の有無にかかわらず、目標を達成するための行動意欲に関わることも確認されている。報酬に動機づけられた目標志向行動…
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