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最も内側に存在する胚葉。消化器(肝臓・膵臓)や呼吸器、尿路(膀胱・尿道)は内胚葉に由来する。*1
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早期中胚葉の分化段階で発現している転写因子。肝細胞がんや膵がん、大腸がんなどのがんで発現が増加しており、がん細胞の増殖や転移に関わることが知られている。内胚葉系への初期分化段階で細胞内の酸化ストレスを増加させると、FOXC1の一過性の発現増加を介して内胚葉分化が抑制されることが報告されている。タグ:
骨髄あるいは全身の臓器の血管の周囲に存在する幹細胞(体性幹細胞)。骨芽細胞や軟骨などの骨組織(軟骨芽細胞)、脂肪(脂肪前駆細胞)、神経細胞、血管内皮細胞、肝細胞など様々な細胞に分化できることが報告されており、再生医療への応用が期待されている。成体では主に線維芽細胞を生み出す。CCL2やCCL5などのケモカインを産生する。間葉系幹細胞は、発生過程で中胚葉から分化する脂肪や骨にすることができ、その上、成人の骨髄、脂肪組織や歯髄などから比較的容易に得ることができます。これまでの研究…
胎生初期に内胚葉と外胚葉の間に生じる細胞のうち、上皮細胞以外の中胚葉由来の細胞。間葉系幹細胞から分化した細胞。体内の筋肉や骨、血液を構成する細胞。体の表面を覆う上皮細胞と区別される。主にからだの表面(皮膚や内臓の表面など)を構成する上皮細胞
人体の中で最大の臓器。体内のエネルギーを骨格筋とほぼ同じ割合(21.3%)で消費する。重さは体重の約2%を占める(1.0〜1.5kg)。レバーとも呼ばれる。右葉と左葉に分けられ、間には肝鎌状間膜が存在する。右葉は左葉よりも大きく、その下面には胆嚢が存在する。肝臓を構成する細胞は、その大部分を占める肝細胞(肝実質細胞)と、肝臓で作られた胆汁を十二指腸へ運ぶ胆管の細胞である胆管細胞に分けられる。肝臓には細胞(肝細胞とそれ以外の肝非実質細胞)が2500億個もあるとされ、非常に高い再…
細胞の形態的な分類。骨髄や胸腺などの結合組織を構成する、網の目のように張り巡らされる細胞。内胚葉上皮由来。網内系の細胞のひとつ。脾索、リンパ節やその他のリンパ組織の皮質や髄質がこれに当たる。
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