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円柱型の細胞から構成される上皮。
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上皮細胞-上皮組織
食道下部の粘膜(扁平上皮)が、胃から連続して胃粘膜と同じ円柱上皮に変化(化生)した状態。胃液が食道へ繰り返し逆流することで粘膜が傷付くことが原因。ピロリ菌の感染の少ない欧米の白人に多い。食道腺がんの発生源となる。食道腺がんの前がん病変であり、発がん率が通常の30~125倍高くなる。食道の粘膜は扁平上皮という粘膜で、胃は円柱上皮という別の粘膜で覆われている。バレット食道とは、食道下部の粘膜が、胃から連続して同じ円柱上皮に置き換えられている状態のこと。
重層上皮のひとつであり円柱上皮のひとつ。表層の細胞が円柱形のもの。最表層の細胞が円柱状をしている重層上皮。実際には、深層の細胞は立方状であることが多い。分布は限られていて、尿道や気道粘膜の一部など、重層扁平上皮と他の上皮との移行部にあることが多い。
円柱上皮のひとつ。円柱状の丈の高い細胞が一層に並。胃や腸の粘膜などに見られる。
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
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