最近更新された用語
利尿作用を持つ薬剤。
関連する用語
利尿薬として作用するスルファニルアミドのアナログ。炭酸脱水酵素を阻害し房水の産生を抑える作用を持ち、緑内障の治療薬となる。商品名はダイアモックス。尿量を増加させることで浮腫の治療に優れた効果を発揮するが、炭酸水素ナトリウムの排泄促進作用も持つため、連続投与によってアシドーシスを引き起こす。この欠点を解消したものはクロラミノフェナミド。
利尿薬の一種。サイアザイド系利尿薬とも。腎臓の遠位尿細管におけるナトリウムイオンと塩化物イオンの再吸収を抑制し、水の排泄を促進させる。-トリクロルメチアジド-ヒドロクロロチアジド副作用として、近位尿細管での尿酸再吸収が増加することによる血清尿酸値上昇(高尿酸血症)がある。
キンポウゲ科の植物。漢字では福寿草。生薬としては、ジギタリスの代用としての強心薬や利尿薬として使用されるが、全体に毒性の強心配糖体(シマリン、アドニトキシン)を含む。新芽はフキノトウと見間違えやすいため注意が必要。
心筋梗塞などが原因となり、突然発症する心不全。不整脈や急性心筋梗塞などの疾患を含む。症状は呼吸困難、咳、息切れ、動悸、易疲労感、四肢冷感、尿量減少など。強心薬や利尿薬などの薬物療法で改善することが多いが、重症な場合は人工呼吸器や体外循環補助装置を用いた集中治療が行われる。
高血圧や浮腫の治療薬となる利尿薬。腎臓集合管のアルドステロン受容体に拮抗して利尿作用を示す。商品名はアルダクトンA。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。