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胆汁の分泌を促進する作用。
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アーティチョークに含まれるセスキテルペンラクトン。利胆作用を有し、古代より肝臓の民間薬として使用されてきた。NF-κBの転写活性阻害作用を有する。これによってNF-κBの過剰な活性化が抑制され、皮膚のメラニンの産生や沈着が抑制されることによる美白効果が報告されている。
チョウセンアザミの一種。蕾や若菜が食用となり、葉は茶として飲用される。カルドンを品種改良したものと考えられている。カルドンと異なるのは総苞の先端にある刺がない点。古代から肝機能の促進や利胆を目的として使用され、アルコールやD-ガラクトサミンによる肝機能低下を抑制することが知られている。その作用の中心となる成分はシナリンやシナロピクリンであるとされる。アーティチョークのエキスが持つNF-κBの転写活性阻害作用はシナロピクリンによることが確認されている。その他の成分としてカフェ酸…
利胆や唾液分泌促進作用を持つ有機化合物。ドライマウスに対する治療薬。商品名はフェルビテンやアテネントール。現在は製造・販売が中止されている。
バイカル地方が原産の多年性植物。根は生薬(漢方)として使用される。主要成分はバイカリンで消炎、利胆、解熱、利尿などの作用を持つ。
肝臓から分泌され十二指腸に送られる黄褐色で塩基性の液体。主な成分として胆汁酸を含む。胆汁自体に消化酵素は含まれていない。胆汁が十二指腸の膵液が持つ消化酵素を活発化して脂肪やタンパク質を分解して腸から吸収しやすくする。肝臓では胆汁が1日に1リットル程度作られ、胆嚢に溜められる。胆嚢に貯蔵されている間に水分が吸収され濃縮される。肝から分泌された胆汁は胆嚢内に一時貯蔵され、水と電解質の吸収を受けて濃縮される。 このため胆汁中の胆汁酸濃度は、肝胆汁が0.7~1.4g/100mlである…
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