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目の前房とは、角膜と虹彩の間のこと。房水で満たされている。前眼房とも呼ばれる。*1
前房の房水は血管のない角膜に酸素を供給する。*2
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抗生物質として利用される化合物。ミトコンドリア内での翻訳を阻害する薬剤(ミトコンドリア翻訳阻害薬)のひとつであり、抗腫瘍作用が報告されている。クロラムフェニコール点眼液は、他の抗生物質に比し、眼内移行がきわめてよく、前房内移行が良好であり、また、過敏症をおこすことが比較的少ない。タグ:
生物が外界を見るための器官。物体に反射する光を受け取り、その形状や色、位置などの情報を得る。眼とも表記される。目に入ってきた光は、眼球の前側にある角膜、虹彩、水晶体、硝子体を通って眼球の奥にある網膜上に像を結ぶ。外気に接する角膜は涙による膜(涙膜)によって保護されている。目の分解能(識別できる大きさ)は0.1mmとされる。出典: ウィズダムブック社 矢作徹 2009年版 近視レーザー手術ガイドブック(2008/12/25)角膜は光を75%曲げ、水晶体は25%曲げる。レンズの形…
無色透明な気体。大気中の気体の約21%が酸素である。化学式はO2生物が呼吸によって取り込む気体。血液中のヘモグロビンによって運搬される。成人では安静状態で1日あたり約430L消費する。細胞がエネルギーを生み出すために必要。タグ:
閉塞隅角緑内障の一種。虹彩の変形(プラトー虹彩形状)が原因となる緑内障。前房深度がほぼ正常にも関わらず、狭隅角や隅角閉塞が見られる。虹彩付着部の形態異常により,瞳孔ブロックの機序なしに散瞳により隅角が閉塞する機序をプラトー虹彩機序(plateau iris mechanism)と称する.純粋にプラトー虹彩の機序のみにより隅角閉塞を生じるものをプラトー虹彩緑内障(plateau iris syndrome)と称するが,稀である.
目に存在し、その形状の維持や必要な栄養を運ぶ液体。房水による圧力を眼圧と呼ぶ。眼房水とも呼ばれる。房水は毛様体で産生され、虹彩と角膜に栄養を与えながら隅角にある線維柱帯を通り、その後シュレム管を通って眼の外の血管に流れ出る。
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