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副刺激を起こす分子。共刺激分子や補助刺激分子とも。
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HVEMと相互作用してCD4陽性T細胞に抑制シグナルを伝達する副刺激分子。末梢血NK細胞にも発現し、その活性化に関わる。ホモ多量体を形成してMHCクラスⅠ分子を認識する。
単純ヘルペスウイルスの粒子表面に存在するグリコプロテインDをリガンドとする細胞表面分子。TNF受容体ファミリーの一種。T細胞の活性化に関わる副刺激分子のひとつ。HVEMが結合する活性型受容体としてLIGHT、抑制型受容体としてBTLA、CD160が知られている。
Toll様受容体などを介してT細胞に送られる、T細胞を活性化や増殖、分化などへ導くシグナルのこと。共刺激とも呼ばれる。副刺激を起こす分子は副刺激分子と呼ばれる。抗原提示細胞の表面の分子がT細胞の表面の分子に結合することによって与えられる副刺激と、サイトカインによって与えられる副刺激の二種類がある。もし、T細胞が抗原提示細胞からの抗原の提示を受けていても、副刺激がない場合はT細胞は不活性(アナジー)となり死滅する。これによって自己に対して攻撃性を持ってしまったT細胞は排除される…
T細胞に働く副刺激分子のひとつ。CD28ファミリーに属する。CD278とも。ICOSLをリガンドとする。Tfh細胞に多く発現し、その分化や活性化に必要。
ナイーブT細胞の活性化に必要な副刺激分子であるCD80とCD86の総称。B7とも。共にCD28に結合する。活性化したT細胞や制御性T細胞が発現するCTLA-4はCD28より強くCD80/CD86と結合し、T細胞の過剰な活性化を阻害する。また、CD80/CD86はCTLA-4の働きによって抗原提示細胞から除去されることが報告されている。
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