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鼻腔に隣接する空洞。鼻腔と小さな孔で繋がる。
ヒトには4つの副鼻腔が存在する。
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鼻咽頭や鼻腔、副鼻腔、中耳などの頭蓋底付近。横紋筋肉腫の好発部位。
頭頚に起こるがん。脳や脊髄、眼窩内は除く。がん全体の5%程度を占める。鼻腔や副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、唾液腺、甲状腺、耳など様々な部位が含まれる。呼吸や発声、咀嚼、嚥下などの機能に関わる部位であり、これらに悪影響を及ぼす恐れがある。鼻鼻腔がん、上顎洞がん、篩骨洞がん、前頭洞がん、蝶形洞がん口腔舌がん、口腔底がん、歯肉がん、頬粘膜がん、硬口蓋がん上咽頭上咽頭がん中咽頭軟口蓋がん、舌根がん、扁桃がん、後壁がん下咽頭梨状陥凹がん、輪状後部がん、後壁がん喉頭声門がん、声門上がん、声門…
鼻の空間。気道の入口部分。外から見える部分を外鼻孔と呼んで鼻の奥内部と区別する場合もある。鼻中隔で左右に分かれる。顔の前後方向には幅があるが、左右方向には狭い。鼻腔はその外側壁から突き出ている3つの鼻甲介によって上鼻道、中鼻道、下鼻道および総鼻道に分けられる。鼻腔には空気を暖める、湿気を与える、異物排除などの働きがある。左右の鼻腔が分かれていることで、右と左に入る匂いの濃さを比較して、左右どちらの方向に匂い源があるかを検出することができる。鼻腔は側壁より上,中,下の3つの鼻甲…
上気道(鼻、副鼻腔、中耳、眼窩)、下気道(気管支、肺)、腎臓(糸球体)などにおける血管に炎症や肉芽腫が発生する疾患。旧称はウェゲナー肉芽腫症(2012年以前)。血管に起こる自己免疫疾患。抗好中球細胞質抗体(ANCA)のひとつであるPR3-ANCAが発症および進行に関わる。症状は発熱、体重減少、紫斑、関節炎や口腔、耳鼻咽頭、目、肺における様々な異常。
慢性咳嗽の三大原因のひとつ。慢性副鼻腔炎と気管の炎症を併発したもの。慢性副鼻腔炎に慢性気管支炎、気管支拡張症、またはびまん性汎細気管支炎が合併したものを副鼻腔気管支症候群といいます。多くは副鼻腔炎が最初に発症し、鼻詰まり、鼻水、後鼻漏などが気管支炎を悪くさせるというメカニズムです。症状は病的な湿性咳嗽や後鼻漏、咳払い。小児においては鼻汁過多、鼻閉、難聴を伴うこともある。診断は副鼻腔の陰影の有無。初めは篩骨洞中心の陰影が現れ、上顎洞に広がると確定的。マクロライド系抗生物質が有効…
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