健康用語WEB事典

労作性狭心症(exertional angina)

狭心症のひとつ。安定性狭心症とも呼ばれる。

動脈硬化などにより冠動脈に狭窄が生じたことで、運動時や入浴時、精神興奮時など、酸素を多く必要とする際に心筋酸素不足が起きる。

安静時など、心筋酸素の必要量が減ると症状が収まるのが特徴。*1

「階段をあがると胸が締め付けられるように痛くなる」「重いものを持上げたり、坂道をあるくと胸が苦しく痛む、静かにしていると楽になる」というときには労作性狭心症を疑います。痛みは圧迫感、絞扼感、灼熱感などと表現されます。痛む部位は前胸部、みぞおち、肩、頚などです。*2

*1心筋-バーチャルラボラトリ: http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/shinkin/medicine/medicine-1-3-1.html
*2狭心症 | 疾患別解説 | 心臓病の知識 | 公益財団法人 日本心臓財団: http://www.jhf.or.jp/q&adb/category/c4-1/

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:08:56