健康用語WEB事典

関連する用語

拡張型心筋症

心筋が薄く拡大し、その収縮能が低下して左心室の拡大が起こり、心不全が引き起こされる心筋症。指定難病のひとつ。遺伝的要因による発症が確認されている。症状は呼吸困難、鬱血、下肢や顔面の浮腫、食欲低下、倦怠感、手足の冷え、尿量の減少、不整脈による動悸、心室性不整脈による失神・突然死など。症状は発症初期には現れない。左室補助装置の植え込みや心臓移植を必要とする重症心不全患者の約7割を占める心筋症。小児期に発症するものは重症化して心臓移植が必要となる場合がある。ナチュラルキラーT細胞（…

パニック障害

不安障害のひとつ。特別なきっかけもなく、突然、パニック発作と呼ばれる以下のような症状が現れる。通常、数〜十数分で治まる。うつ病や自律神経失調の原因となる。広場恐怖症を併発することがある。-動悸-息切れ・息苦しさ-めまい-発汗（冷汗）-冷感あるいは熱感-震え-嘔気、腹部不快感-このまま死んでしまうのではないかという恐怖感タグ:

アクリジニウム

ムスカリン受容体拮抗薬。慢性閉塞性肺疾患（慢性気管支炎、肺気腫）の治療薬。臭化物として使用され、商品名はエクリラジェヌエア。全てのムスカリン受容体サブタイプに対して親和性を持つ。気道平滑筋のムスカリンM3受容体に結合することによってアセチルコリンによる収縮効果を抑制する。-心房細動-めまい-動悸-不整脈前立腺肥大症や閉塞隅角緑内障の患者は使用できない。

亜急性甲状腺炎

甲状腺炎の一種。患者は圧倒的に女性で、中年女性に特に多い。かぜ様の症状の後、甲状腺の腫れおよび痛み、発熱、甲状腺機能亢進症状（動悸、暑がり、体重減少、易疲労感）などの症状が現れる。甲状腺ホルモンは高値を示す。治療は副腎皮質ホルモン（ステロイド）。無痛性甲状腺炎と同様、数ヶ月以内に自然に正常の甲状腺機能に回復する。

プラマー・ビンソン症候群

鉄欠乏性貧血、舌炎、嚥下困難の3つが起こる症候群。前癌状態のひとつとされる。貧血症状（動悸や息切れ、全身倦怠感）や輪状後部・頚部食道の粘膜萎縮、固形物の嚥下困難感、舌炎、口角炎などがある。舌炎はハンター舌炎と同様に粘膜の萎縮によって乳頭が消失して痛みを伴う赤い平らな舌となる。プラマー・ビンソン症候群の場合、赤血球が小球性低色素性となり平均赤血球容積（MCV）は低下する。

弁膜症 骨髄線維症 頻脈 急性心不全 心室頻拍 骨髄異形成症候群 交感神経 肥大型心筋症 過呼吸症候群 ALDH2 赤芽球癆 悪性貧血 リウマチ熱 慢性心不全 アセトアルデヒド 狭心症 鉄欠乏性貧血 心悸亢進 心拍数 徐脈 …

参考文献一覧

*1上半身｜看護部｜順天堂医院: https://www.juntendo.ac.jp/hospital/support/kangobu/patient/symptoms/symptoms01.html
*2富山大学第二内科 公式ホームページ: http://www.med.u-toyama.ac.jp/inter2/p_3.html
*3不整脈センター | 診療科・部門紹介 | 杏林大学医学部付属病院　KYORIN UNIVERSITY HOSPITAL: http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/clinic/others08/

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