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ある物質の血液中の濃度、または放射性物質の量が崩壊によって半減するのにかかる時間。
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凝固の過程で役目を終えたトロンビンとアンチトロンビン(アンチトロンビンⅢ : AT-Ⅲ)が結合したもの。半減期が3分と極めて短い。凝固系の活性化を反映する。トロンビンアンチトロンビン複合体の形成によってトロンビンが不活性化され、過凝固状態になるのを防ぐ。タグ:
血漿に存在する補体制御因子(補体B因子)のひとつ。補体P因子とも呼ばれる。酵母の細胞壁を構成する多糖類(ザイモサンなど)と反応する血清タンパク質。C3bBbやC3bBb3bの安定化を行う。プロパージンは副経路C3転換酵素の半減期を6〜10倍延長する。タグ:
糖と結合したタンパク質。タンパク質に比較的短い糖鎖がついたもの。細胞の表面や細胞外に分泌されるタンパク質は、ほとんどがこの糖タンパク質の形をしています。例えば性ホルモンのひとつである黄体形成ホルモンや、ヒトの唾液や胃液、腸液などの粘液の成分であるムチンも、糖タンパク質のひとつです。体内でタンパク質に糖を結合させる翻訳後修飾である糖鎖修飾によってできる。タンパク質の約半数がこの翻訳後修飾を受けており、これによってタンパク質に結合する糖鎖はそのタンパク質の性質、細胞の増殖、分化、…
使用済核燃料に含まれる放射性核種。半減期は650万年と極めて長期。γ線を放出しないため放射線測定が困難。タグ:
メチル基(-CH3)を付加する化学修飾。DNAのヌクレオチドのメチル化は、遺伝子発現を抑制する場合の最も基本となる化学修飾。この修飾の異常によって、シトシンやがん抑制遺伝子が突然変異を引き起こし、がん細胞が生じる恐れがある。ゲノムの遺伝子部分、とくに発現のコントロールにかかわる部分が誤ってメチル化されると、タンパク質がつくられなくなることがある。それが細胞分裂やアポトーシスにかかわる遺伝子だったら、がん化に結びつくことになる。しかし、メチル化を抑制すれば問題が解決するわけでは…
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