健康用語WEB事典

単為生殖(parthenogenesis)

無性生殖の一種。通常有性生殖を行う生物の個体が自身のみで子を作ること。必ずしも一倍体となるわけではない。

ミツバチがオスバチをつくる際に、女王バチが行う生殖として有名なもので、本来有性生殖を行う生物が、メス単独で、のみから子をつくる生殖方法のことをいう。...

メスの体内でどうしが融合し、それから子ができる場合もあり、そうした場合は親と同じ「二倍体」ということになる。*1

東京農業大学の河野友宏教授の研究グループでは、マウスのメスの単為生殖に成功している。*2

*1技術評論社 武村政春 DNAを操る分子たち エピジェネティクスという不思議な世界(2012/3/15)
*2東京農業大学 世界初の二母性マウス誕生 河野友宏教授: http://www.nodai.ac.jp/teacher/kono/

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このページの最終更新日時: 2017-12-27 (水) 18:02:12