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単糖類のこと。
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マンヌロン酸とグルロン酸からなる直鎖のヘテロ多糖。昆布やわかめなど褐藻類の細胞外基質の主成分となる。その含量は乾燥重量の約30%を占めるとされる。海藻(Algae)から得られる酸性物質であることからその名が付けられた。その性状から食品の増粘剤やゲル化剤などとして利用される。マンヌロン酸を多く含むアルギン酸は柔らかく弾性の高い性状を示し、グルロン酸を多く含むアルギン酸は硬く脆い性状になる。その化学構造によって金属イオンを吸着させる。アルギン酸が金属イオンを結合するのは、主に脱プ…
高い粘性を持つ多糖類。食品添加物(増粘剤、ゲル化剤)として使用される。キサンタンとも呼ばれる。通常は二重螺旋構造をしている。キサントモナス・カンペストリスによって生産されるウロン酸含有菌体外ヘテロ多糖。主鎖のグルコース2分子当たり単糖が3残基(マンノース、グルクロン酸、マンノース)が付加される繰り返し構造を取る。キサンタンガムはIL-6やIL-17、TNF-αの産生量を増やし、IL-4の産生を抑える働きを持つ。乳酸菌と同様にアレルギーの抑制や好中球の細菌防御機能を高める作用が…
セラミドに糖が結合したスフィンゴ脂質。異なった糖鎖構造を持つ数百種類のスフィンゴ糖脂質が存在するとされる。高級アミノアルコールであるスフィンゴイド塩基を含む糖脂質。スフィンゴ糖脂質は疎水性セラミドに単糖あるいは糖鎖が結合した構造を持つ。細胞膜の外側に存在する。-ガングリオシド-グルコシルセラミド-セレブロシド
多糖類が持つグリコシド結合(α-1,4結合)を加水分解する反応を触媒する酵素の総称。デンプンやオリゴ糖の非還元末端からグルコースを1分子ずつを切り出す。マルターゼ、イソマルターゼ、スクラーゼ、ラクターゼなどの総称で、二糖類、三糖類を単糖に加水分解する。グルコアミラーゼでは、切り出したグルコースがβ-アノマーに転換されるのに対し、α-グルコシダーゼはα-アノマーのままである。また、グルコアミラーゼはグルコース分子間の結合のみを分解するが、α-グルコシダーゼはグルコースが他の糖や…
糖質の中で最も単純で、それ以上分解できない最小単位。単糖が複数結合して二糖類や多糖類となる。化学的には、炭素3個以上を含む直鎖のポリヒドロキシアルデヒドまたはポリヒドロキシケトンのこと。炭素と水素と酸素を 1 : 2 : 1 で持ち、組成式 Cn で表される。糖の分子を構成する骨格に含まれる炭素原子(C)の数によって以下のように分類される。また、官能基の種類(アルデヒド基とケトン基)によっても分類される。炭素数総称単糖名アルドース(アルデヒド基)ケトース(ケトン基)CENTE…
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