健康用語WEB事典

単糖当量

体内の酵素によって消化代謝できる炭水化物のこと。利用可能炭水化物とも呼ばれる。また、エネルギー計算を簡単化するため、利用可能炭水化物のエネルギー量を人体で主に利用できる単糖類であるグルコースに換算した数値のこと。

具体的な利用可能炭水化物は以下の通り。*1

利用可能炭水化物炭水化物の構成成分のうち、ヒトの消化酵素消化できるものの総称で、炭水化物成分表では、でん粉ブドウ糖果糖ガラクトースしょ糖麦芽糖乳糖トレハロース等を収載しています。*2

糖質の種類によって値が補正される。

利用可能炭水化物(単糖当量)が利用可能炭水化物の「計」より、値が高いのはなぜですか?

利用可能炭水化物(単糖当量)は、それぞれの利用可能炭水化物に、決まった換算係数を乗じて求めています(換算係数はでん粉:1.10、二糖類:1.05、マルトデキストリン:1.10、マルトトリオース等のオリゴ糖:1.07)。そのため、単糖以外の利用可能炭水化物が含まれている場合には、利用可能炭水化物(単糖当量)は「計」の値よりも高くなります。*3

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:08:59