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Ⅰ型アレルギーのこと。
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口腔を中心とした部位での即時型アレルギー。食物摂取後15分以内に口腔や口唇、咽喉頭の刺激感、痒み、腫脹、喉頭閉塞感などが出現し、時に蕁麻疹やアナフィラキシー、呼吸器および消化器の異常などを伴う。原因としては花粉やゴムのラテックスと交差反応する植物性食物が大半。新鮮な魚介類、卵、小麦なども原因となることがある。花粉症に関連して発症するものを花粉食物アレルギー症候群、ラテックスアレルギーと関係して発症するものをラテックス果実症候群と呼ぶ。
ヒスチジンからヒスチジンデカルボキシラーゼによって生成される興奮性神経伝達物質。胃酸分泌を制御する。神経細胞以外にもマスト細胞や好塩基球が顆粒中に持つ。マクロファージ、樹状細胞、好中球は刺激に応じて産生する。アレルギーなどの炎症を引き起こす。痒みの原因物質でもある。また、汗腺の細胞のグリコーゲン合成酵素キナーゼに作用して汗の分泌を障害する。即時型アレルギーではマスト細胞から放出されたヒスタミンが近傍のH1受容体に作用して、種々のアレルギー症状が惹起されます。血管内皮細胞は重要…
アレルギーのひとつ。即時型アレルギーやアナフィラキシー型アレルギーとも呼ばれる。アトピー性疾患もこれに分類される。アトピーの場合、Th2細胞が主に活性化されてIgEが生成される。外部から侵入してきた異物(抗原)によって引き起こされ(外因性抗原依存性)、速やかに発症する(即時性)。免疫グロブリン(Ig)が必須であること(抗体依存性)などの特徴を持つ。記憶細胞が記憶した抗原(アレルゲン)が再度体に侵入し、マスト細胞上の2個のIgEに結合し架橋すると、マスト細胞が脱顆粒してヒスタミ…
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