最近更新された用語
サハラ以南のアフリカで確認されているマラリア。潜伏期間は16日〜18日。*1
関連する用語
肝細胞内で休眠状態となった三日熱マラリアおよび卵形マラリアの原虫。長期間経過してから分裂を開始して血液中に放出され、症状を再発させることがある。治療薬は8-アミノキノリン系(プリマキンやタフェノキン)が有効。
ハマダラカが媒介するマラリア原虫によって引き起こされる感染症。紀元前からその存在が確認されている。イタリア語で「悪い空気」を意味する語であり、当初は悪い空気を吸うことで引き起こされると誤解されていた。エジプトから出土した紀元前3200年頃のミイラには熱帯熱マラリア原虫の抗原タンパク質が検出されている。最近の分子進化学的解析から、その起源は人類の起源、あるいは人類の祖先の種にすでに寄生していたと考えられている。症状は、発熱や悪寒を一定周期で繰り返す。ヘモグロビン異常症の人は、細…
ハマダラカが媒介するマラリアの原因となる寄生虫。ハマダラカの胃の中に存在し、吸血する際に唾液に混ざって人間の血液に入る。マラリアの病原体(マラリア原虫)は、分類学上ではプラスモディウム(Plasmodium)属に入る寄生性の単細胞生物である。マラリア原虫はバクテリアでもウイルスでもなく寄生虫である。マラリア原虫には、ヒト以外にチンパンジーやアカゲザルなどの霊長類、ニワトリやペンギンなどの鳥類、そしてトカゲなどのハ虫類などに寄生するものが200種ほど記載されている。ヒト以外に寄…
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。