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卵管の奥に存在する、卵巣から卵子が排出(排卵)される部位。
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卵巣(の中の卵胞)から卵管に卵子を放出すること。月経の初日から排卵までの期間は卵胞期と呼ばれる。卵巣から性ホルモンが脳に作用し、脳内のGnRH1ニューロンで作られたGnRHが脳下垂体で放出されることで脳下垂体から生殖腺刺激ホルモンLHが一時期に大量放出される(LHサージ)と排卵が生じる。脳内のGnRH1ニューロンの高頻度の活動が規則的排卵を起こすことが確認されている。タグ:
子宮において、受精が起こる部位。卵子の最後の成熟は卵管で行われる。複雑な襞を形成する粘膜と筋層、漿膜から構成される。卵管内側の上皮細胞は繊毛を持ち、繊毛の運動によって卵子が卵巣から子宮へ向かうための分泌液の流れができる。卵管内側にある多繊毛細胞の繊毛の向きは二種類のタンパク質(CAMSAP3とCELSR1)を介して細胞内・細胞間で揃えられる。タグ:
卵管采の近くの太くなった卵管。卵管における受精の場。子宮体に近づくにつれ管腔が狭くなる。
卵子が作られる楕円形の器官。卵管采に排卵を行う。
メスが持つ生殖細胞。単に卵とも呼ばれる。成熟に差しかかった卵は卵巣から放出されて卵管に入り、卵管の中で最後の成熟を行う。成熟しながら卵は卵管を下り、その途中で精子と出会って受精する。ヒトでは加齢卵子で減数分裂の異常が起こりやすく、流産やダウン症などの染色体異常を引き起こす原因となることが知られている。
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