最近更新された用語
原子の中心。陽子と中性子からなる。
関連する用語
分子内の原子が電子を引きつける強さ。原子同士の化学結合様式(共有結合、イオン結合、水素結合)を決定する要因となる。元素の周期表において、一般に電気陰性度は右上に近付くほど強い。-同族の元素(同列)では表の上ほど原子半径が小さく、最外殻電子が原子核に引き付けられやすいため大きくなる-同周期の元素(同行)では表の右ほど原子核の電荷が強くなるため大きくなるしたがって、フッ素が最も電気陰性度が大きい元素となる。非金属元素(太枠内)は金属元素よりも電気陰性度が高くなる。第18族元素(希…
放射性物質(放射性物質)の原子核から、崩壊によって放出される物質。ある物質が放射線を出す性質のことを放射能と呼ぶ。自然環境から放出される放射線を自然放射線、それ以外を人工放射線と呼ぶ。短期間に100mSv以上の放射線に被爆すると、線量の上昇とともにがんのリスクが高まることが知られている。生物が放射線照射をゆっくり時間をかけて受けた場合、照射されている間にも修復が行われるためDNAの損傷は少ないが、一度に急に照射された場合は修復が起こらず損傷が大きくなる。また、放射線による少量…
原子の特性による分類。主に原子が持つ電子の数によって分けられる。電子の数が同じで、原子核の構成が異なる原子は同位体と呼ばれ、同じ元素として扱われる。元素名割合(%)水素63.00酸素25.50炭素9.45窒素1.35カルシウム0.31リン0.22カリウム0.057硫黄0.049ナトリウム0.041水素と酸素は主に水として存在する。細胞外にはナトリウムが多く、カリウムが少ない。体内のカリウムの98%は細胞内に存在する。
質量数が12の炭素原子(12C)を基準にした相対質量。12C の原子量を 12 と定義する。自然界に存在する炭素原子は「原子核が陽子6個と中性子6個とからなる質量数12の炭素」と「原子核が陽子6個と中性子7個とからなる質量数13の炭素」とが混ざっている。前者の質量は1.99268×10-23gであるが、これを12と定めると、これに対する後者の質量は13.00335となる(相対的原子質量)。自然界に存在するこれら二つの同位体の個数は前者が98.89%、後者が1.11%であるから…
水素の同位体。原子核に中性子を2つ持つ水素。トリチウムとも呼ばれる。自然界にはごくわずかに存在する。宇宙線の影響で、1Lの水に0.5から1ベクレル程度のトリチウムが存在するとされる。放射性同位体であり、放射線を出してヘリウムに変化する。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。