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脳内の細胞から発生する脳腫瘍。国内における発生頻度は、10万人に対し12人程度とされる。*1
関連する用語
中枢神経に発生する予後の悪い悪性腫瘍(平均生存期間が約1年)。原発性脳腫瘍の約10%を占める。グリオブラストーマとも。
原発性脳腫瘍の中で最も頻度が高いとされる腫瘍。前頭部の円蓋部に発生することが最も多く、増大するとてんかんや麻痺などの症状が起こりえる。髄膜腫は発生する位置によって以下のように分類される。-円蓋部髄膜腫-傍矢状洞髄膜腫
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
グリア細胞(神経膠細胞)から発生する悪性腫瘍。グリオーマとも呼ばれる。国内の原発性脳腫瘍の原因の約25〜30%を占めるとされる。腫瘍を構成する細胞の形態から以下のように分類される。名称原発性脳腫瘍の原因となる割合星細胞腫22乏突起膠腫1.3上衣腫1.1脈絡乳頭腫0.4髄芽腫1.2
脳に発生する腫瘍。脳腫瘍の場合、良性腫瘍であっても他の脳組織を圧迫することによる害が大きいため、手術によって摘出する必要がある。腫瘍によって頭蓋骨の内部の圧が高くなることによって起こる症状は頭蓋内圧亢進症状と総称され、頭痛や吐き気、嘔吐、水頭症などがある。-原発性脳腫瘍-転移性脳腫瘍
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