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V領域を参照。
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ラクダ科動物の重鎖抗体の可変領域。一般的な抗体と比較して10分の1の大きさで、高い安定性や微生物による低コスト生産が可能。特定のVHH抗体は経鼻投与により新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の肺におけるウイルス増殖を抑制することが報告されている。タグ:
抗体のV領域(可変領域)の中でも多様性に富む領域。VHに3ヶ所、VLに3ヶ所の計6ヶ所が存在する。エピトープに相補的な構造を有するため相補性決定領域とも呼ばれる。超可変領域のβシート構造(フレームワーク領域)に隣接してループ構造をとり、6本のループ構造により抗原に相補的な結合部位を形成する。
抗体の先端(Y字の腕の先端)の部分にある、抗体ごとにアミノ酸の配列および立体構造が異なる部位。可変領域とも呼ばれる。H鎖のV領域をVH、L鎖のV領域をVLと呼ぶ。抗体のV領域以外は、同じタイプの抗体であれば共通となるのでC領域(定常領域)と呼ばれる。多様性に富む領域はVHに3ヶ所、VLに3ヶ所の計6ヶ所が存在し、これらは超可変領域と呼ばれる。
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