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同位体(量子力学・素粒子用語事典)を参照。
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原子の特性による分類。主に原子が持つ電子の数によって分けられる。電子の数が同じで、原子核の構成が異なる原子は同位体と呼ばれ、同じ元素として扱われる。元素名割合(%)水素63.00酸素25.50炭素9.45窒素1.35カルシウム0.31リン0.22カリウム0.057硫黄0.049ナトリウム0.041水素と酸素は主に水として存在する。細胞外にはナトリウムが多く、カリウムが少ない。体内のカリウムの98%は細胞内に存在する。
放射能を持つセシウムの同位体。食品に含まれる放射性物質の基準量は放射性セシウムで換算される。-セシウム134-セシウム137
セシウムの同位体。半減期は30.1年。揮発性が高く、大気中を浮遊する。体内に取り込まれたセシウム137は主に筋肉に移行し、体内被曝によって白血病や不妊の原因となる。β線を放出してバリウム137に変化する。
質量数が12の炭素原子(12C)を基準にした相対質量。12C の原子量を 12 と定義する。自然界に存在する炭素原子は「原子核が陽子6個と中性子6個とからなる質量数12の炭素」と「原子核が陽子6個と中性子7個とからなる質量数13の炭素」とが混ざっている。前者の質量は1.99268×10-23gであるが、これを12と定めると、これに対する後者の質量は13.00335となる(相対的原子質量)。自然界に存在するこれら二つの同位体の個数は前者が98.89%、後者が1.11%であるから…
水素の同位体。原子核に中性子を2つ持つ水素。トリチウムとも呼ばれる。自然界にはごくわずかに存在する。宇宙線の影響で、1Lの水に0.5から1ベクレル程度のトリチウムが存在するとされる。放射性同位体であり、放射線を出してヘリウムに変化する。
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