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冷えがある場合の頭痛や下腹部痛、腰痛、霜焼けなどに対する漢方。構成生薬はタイソウ(大棗)、ケイヒ(桂皮)、シャクヤク(芍薬)、トウキ(当帰)、モクツウ(木通)、カンゾウ(甘草)、ゴシュユ(呉茱萸)、サイシン(細辛)、ショウガ(生姜)。
月経や帯下の異常、更年期障害、不眠、神経症、湿疹、手足の冷え、霜焼けなどに対する漢方。構成生薬はバクモンドウ(麦門冬)、ハンゲ(半夏)、トウキ(当帰)、カンゾウ(甘草)、ケイヒ(桂皮)、シャクヤク(芍薬)、センキュウ(川芎)、ニンジン(人参)、ボタンピ(牡丹皮)、ゴシュユ(呉茱萸)、ショウガ(生姜)、アキョウ(阿膠)。
ミカン科の落葉低木。中国原産。その未熟な果実を天日干ししたものは健胃や鎮痛、利尿などの作用を持つ生薬として用いられる。漢字では呉茱萸。種子がサンショウ(山椒)に似ていることから、カラハジカミ(唐椒)とも呼ばれる。主に冷えに関連のある痛み(頭痛、腹痛)や吐き気に対応する漢方に利用される。呉茱萸湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、温経湯など。エボジアミン、ルテカルピンなどのアルカロイドを含む。
ゴシュユ(呉茱萸)に含まれるアルカロイド。ピペリンや6-ジンゲロールよりも強くTRPV1を活性化する作用を持ち、マウス大動脈血管では弛緩作用,マウスの空腸および回腸では収縮作用を示す。また、カプサイシンと同様の抗肥満効果を表すことが報告されている。この他にも、気管支拡張作用、強心作用,腸管収縮、末梢循環改善、鎮痛作用などが確認されている。
手足に冷えがある者の頭痛、片頭痛、脚気衝心に対する漢方。構成生薬はゴシュユ(呉茱萸)、タイソウ(大棗)、ニンジン(人参)、ショウガ(生姜)。月経時の治療抵抗性の片頭痛には、月経周期に合わせて五苓散を併用することが効果的とされる。
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