最近更新された用語
味覚受容体を参照。
関連する用語
舌の表面にある、味覚を感知する紡錘形の器官。味覚器(味覚受容体)の最小単位。50〜100個の細胞で構成される。大部分は舌にあり、約5000個がある。口蓋、咽頭、喉頭にも合計で1000個程度分布する。舌前方の味蕾が受け取った情報は鼓索神経を経由して、舌後部中央の味蕾が受け取った情報は舌咽神経を経由して、舌後方両側の味蕾が受け取った情報は鼓索神経および舌咽神経を経由して脳へ伝達される。また、舌前方の味蕾は突起の上に位置するが、舌後方のは溝の内部に位置するという違いがある。味蕾を構…
外界からの刺激(感覚)を受け取る器官。感覚器官や感覚受容器、受容器とも。感覚器で受け取った刺激は主に中枢神経に伝わるが、脊髄や脳幹を介した反射に関与し知覚されない場合もあり、必ずしも大脳皮質の感覚野で感覚を生じさせるとは限らない。感覚器は外界、または身体内部からの刺激で起こる身体の変化を感じて、中枢神経に伝えるための装置で、知覚神経の末端と連結している。通常感覚器といえば、視覚器、聴覚器、嗅覚器および味覚器があり、さらにいわゆる皮膚知覚(触圧覚、温度覚、痛覚など)を受けとるも…
食品の味の知覚に関わる受容体。-甘味受容体-旨味受容体-苦味受容体-酸味受容体-塩味受容体苦味および渋味は舌が収縮して痙攣することで起こる感覚であり、痛覚に分類される。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。