最近更新された用語
関連する用語
アミラーゼのアイソザイムのひとつ。唾液に含まれるアミラーゼ。唾液アミラーゼ(唾液腺型アミラーゼ)とも。腸管や肺、卵巣などにもわずかに存在する。膵臓疾患以外の高アミラーゼ血症はほとんどがS型アミラーゼの増加であるとされる。一部のがん(小細胞肺がん、卵巣がん)では異所性にアミラーゼを産生するが、この場合もS型アミラーゼの上昇による。
同じの化学反応を触媒する酵素でありながら、タンパク質の一次構造(アミノ酸配列)や存在する場所(組織分布)が異なる酵素。アイソエンザイムとも呼ばれる。例えば、唾液のアミラーゼ(唾液アミラーゼ、S型アミラーゼ)と膵臓のアミラーゼ(膵アミラーゼ、P型アミラーゼ)はアイソザイムである。高アミラーゼ血症などの疾患の診断基準として、血液や尿に含まれるアミラーゼを測定するが、そのアミラーゼがどちらの器官から分泌されたものかをアイソザイム分析で検査する必要がある。血中・尿中アミラーゼは,その…
デンプンが持つグリコシド結合を加水分解する反応を触媒する酵素の総称。AMYやジアスターゼとも呼ばれる。消化液中には唾液や膵液に多く含まれる。唾液に含まれるアミラーゼを唾液アミラーゼ(S型アミラーゼ)、膵液に含まれるアミラーゼを膵アミラーゼ(P型アミラーゼ)と呼んで区別する場合がある。S型アミラーゼは腸管や肺、卵巣などにもわずかに存在する。食品にもアミラーゼを含むものがある。唾液に含まれるアミラーゼの活性を調べることで、副交感神経のストレスを調べることができる。ストレスにより唾…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。