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声のかすれのこと。しわがれ声。*1
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延髄外側部の梗塞による損傷によって見られる、脳卒中様症状に激しいめまい(回転性めまい、浮動性めまい)を伴う症候群。損傷と同側の顔面の温痛覚障害、小脳失調、構音障害、嚥下障害、嗄声、めまい、吐き気と、対側体幹と四肢の温痛覚障害、吃逆などを来す症候群。ラテロパルジョンが見られる。タグ:
急性の喉頭狭窄によって異音(吸気性喘鳴、犬吠様咳嗽、嗄声)を呈する疾患群。小児の呼吸器感染症として多い。
胃酸や胃で消化される途中の食物が食道に逆流し、食道の粘膜を酸で傷つけてびらんや潰瘍を起こす疾患。胃食道逆流症(GERD)とも。原因は下部食道括約筋の衰えや胃酸過多など。食道裂孔ヘルニアによって起こりやすくなる。自覚症状は胸焼けや胸の痛み、胃酸のこみ上げ、呑酸、嗄声など。治療は胃酸の分泌を抑制する薬剤などによる薬物療法。ヘルニアなどによる物理的狭窄が原因である場合は手術が必要になることがある。GERD患者の食道粘膜ではTRPV1の発現が亢進していることが知られている。
傍神経節から発生する良性腫瘍。グロムス腫瘍や傍神経節腫、パラガングリオーマとも。副腎髄質以外の傍神経節から発生する腫瘍は傍神経節腫(パラガングリオーマ)と呼ばれ,その病態は褐色細胞腫と同様である.耳においては、耳の中にできる鼓室型と頚静脈に沿ってできる頚静脈球型がある。症状は難聴、耳鳴り(拍動性耳鳴)、耳閉塞感など。肥大化すると周りの組織を破壊し、顔面神経麻痺や嚥下障害、嗄声などの症状が現れる場合がある。
がんによる上大静脈の狭窄や閉塞が原因となって起こるオンコロジーエマージェンシー。周囲の血管に側副血行路ができることから完全閉塞に至ることは少ない。顔面、頚部、上肢の浮腫、側副血行路による頚部や胸部の血管怒張、呼吸困難、咳、嗄声、場合によっては脳浮腫による意識障害など。肺がんが原因として最も多い(非小細胞肺がんが50%、小細胞肺がんが22%)。その他では悪性リンパ腫が12%、乳がんが9%。
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