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皮膚にかかる圧力の感覚。触覚の受容器と重複している場合が多い。*1
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中枢神経から身体の各部(筋肉や感覚受容器)へ伸びる神経の総称。中枢神経以外の神経。筋肉や感覚器に繋がる神経細胞の集団。解剖学的な区別は、髄鞘形成細胞がシュワン細胞で覆われるのが末梢神経である。神経細胞体は中枢神経であるが、その軸索が脊髄から出て神経根に至ると髄鞘形成細胞がシュワン細胞に変化するため末梢神経となる。脳からでる12対の脳神経と脊髄からでる31対の脊髄神経から成る。自律神経系と体性神経系に分類される。末梢神経の神経線維は以下のように分類され、異なる情報の伝達を行う。…
神経栄養因子、マイオカインのひとつ。神経細胞の発生や成長、再生、シナプスの形成などに関わるタンパク質。TrkB受容体のリガンド。神経細胞の発達期および損傷後の生存および可塑性に対する強力な作用を有し、主に神経細胞によって産生されると考えられている。in vitroでは活性化したT細胞やB細胞、単球などの炎症細胞からも分泌されることが報告されている。実際に、大脳皮質運動野の損傷に伴って破壊された皮質脊髄路の再生を脳由来神経栄養因子が促進していることが確認されている。片側の大脳皮…
A線維のひとつ。直径は5〜12μm。Ⅱ群線維とも。脊髄後根神経節から感覚受容器に繋がる神経線維。触覚や圧覚などを伝える。老人斑の主成分であるアミロイドβが線維化したもの。
体性感覚のひとつ。体表面の皮膚や粘膜にある受容器に刺激が加わることによって起こる感覚。表面感覚や皮膚感覚とも。表在感覚に関わる機械受容器には、メルケル盤、マイスナー小体、ルフィニ小体、パチニ小体がある。加齢に伴う足の底や母趾の表在感覚の低下が転倒や躓きの原因のひとつになると考えられている。-触覚--痒覚-圧覚-痛覚-温度感覚--温覚--冷覚
表在感覚のひとつ。皮膚が物に触れた際の振動の違いによって「さらさら」や「ザラザラ」などの違いが生じる。圧覚の受容器と重複している場合が多い。機械受容器によって知覚される。
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