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塩素のイオン。陰イオンとなり Cl- と表記される。
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ATPを神経の中の小胞内に貯蔵する働きを持つヌクレオチドのトランスポーター。神経や内分泌、免疫細胞の分泌小胞に局在し、膜電位差を駆動力として塩化物イオン依存的にATPを小胞内に輸送する。分泌小胞が開口放出されると、ATPやその代謝物がプリン受容体に結合し、下流に情報を伝達する(プリン作動性化学伝達)。脊髄後角の神経細胞に存在する。神経損傷などの刺激によって小胞内のATPが細胞外へ放出されると、それがミクログリアのP2X4受容体に結合して痛みを起こす。エイコサペンタエン酸(EP…
ヘムの一種。フェリヘムに塩化物イオンがひとつ配位したもの。ヘモグロビン代謝産物であるヘミン(フェリプロトポルフィリンⅨ)は細胞分化誘導作用を有し、チオレドキシン発現を転写レベルで誘導するとされる。
金属元素の陽イオンと非金属元素の陰イオンがクーロン力によって引き合うことでできる化学結合。イオン結合によってできた固体は塩とも呼ばれる。イオン結合では、結合している2つの原子の電気陰性度が大きくなるのが特徴。電気陰性度の差が1.7以上であればイオン結合であると言える。イオン結合によって出来る固体は、それを構成する2種類のイオンが規則正しく並んでできる。また、水に溶けやすい性質を持つ。水に溶けると各イオンが自由に動けるようになるため電気を通す(電解質)。例えば、ナトリウムイオン…
銀の硝酸塩。AgNO3塩化物イオンと反応して沈殿を生成する。NaCl + AgNO3 → AgCl + NaNO3
利尿薬の一種。サイアザイド系利尿薬とも。腎臓の遠位尿細管におけるナトリウムイオンと塩化物イオンの再吸収を抑制し、水の排泄を促進させる。-トリクロルメチアジド-ヒドロクロロチアジド副作用として、近位尿細管での尿酸再吸収が増加することによる血清尿酸値上昇(高尿酸血症)がある。
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