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以下の塩基性のアミノ酸の総称。
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膵管から十二指腸に分泌される、セリンプロテアーゼに分類される消化酵素。エンドペプチダーゼに属する。前駆体はトリプシノゲン。リジンやアルギニンなどの塩基性アミノ酸のカルボキシル基側のペプチド結合を加水分解する。トリプシンはタンパク質切断反応において特別なセリン(serine)アミノ酸を用いることから、セリンプロテアーゼ(serine protease)として知られている。トリプシンが膵臓のタンパク質を分解することで膵炎の原因となる。トリプシンを分解するヒト腸内細菌が存在し、トリ…
尿からシスチンと塩基性アミノ酸(アルギニン、リジン、オルニチンなど)を取り込む輸送体。変異によってシスチン尿症の原因になることが知られている。b0,+ATとも。
化学的にはアミノ基(‐NH2)とカルボキシル基(‐COOH)とをもつ有機化合物の総称。タンパク質(ペプチド)を構成する要素となる。基本となる化学構造は以下の通り。示性式は H2N-CHR-COOHRの部分は側鎖と呼ばれ、アミノ酸ごとに異なる。タンパク質を食べると体内でアミノ酸に分解される。人体の約20%がアミノ酸で構成されている。アミノ酸は500以上の種類があるが、人間が必要とするアミノ酸は20種類あり、そのうちの9種類は必須アミノ酸である。アミノ酸は十分なエネルギーの存在下…
小児における必須アミノ酸のひとつ。ヒスタミンの前駆体であり、ヒスチジンデカルボキシラーゼによってヒスタミンとなる。成長や組織の修復、髄鞘の形成、免疫、胃の分泌、性機能、血球の生成、放射線や重金属からの防御などに関わる。カツオやマグロのタンパク質に多く含まれる。経口摂取したヒスチジンは血液を通して脳に運ばれ、脳内でヒスチジン脱炭酸酵素によりヒスタミンに変化し、満腹中枢の一つであるヒスタミン作動性神経に作用し摂食を抑制する作用を持つ。動物実験において、ヒスチジンの経口摂取による摂…
pHが7より大きい液性。アルカリ性とも。
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