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左右の声帯の間の部分。呼気が声門を通過するときに声帯を振動させることで声の源となる音が発生する。*1
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横隔膜の痙攣による不随意運動・間代性痙攣。俗にしゃっくりとも。胃の拡張や胃腸周辺の急激な温度変化、急激な興奮やストレスなどが原因となる。通常、自然に治まる。自然に治まらない病的なものに持続性吃逆と難治性吃逆がある。これらは男性が女性の五倍多いとされる。24時間以上続く吃逆は難治性とされる。吃逆の反射弓は舌咽神経咽頭枝、横隔神経知覚枝、迷走神経が求心路となり、孤束核や疑核近傍の延髄網様体を刺激し、横隔神経や迷走神経を介してそれぞれ横隔膜、声門へ伝達されることが動物実験によって証…
発声を行う器官。咽頭の左右から伸びる襞。厳密には声門または声帯唇を指す。単位時間あたりの声帯の振動数は女性の方が男性より多い。俗に声帯と呼ばれているところは声門、組織学で声帯は声帯唇のこと。組織学的には粘膜と筋からなり、粘膜は上皮と粘膜固有層からなる。上皮のうち、発声時に最も大きく振動する声帯遊離縁では重層扁平上皮であるが、上面と下面は多列線毛上皮で構成される。
狭くなった声門を吐く息(呼気)が通過する際に生じる唸り声。肺胞虚脱を防ごうとする防御反応であり、呼吸窮迫症候群などで出現する。
肺コンプライアンスのひとつ。静肺コンプライアンスとも。以下のように測定される。被験者は声門を開け,意識的に⼒を抜き,呼吸を⽌めた状態でFRCレベルとFRC+500mlの⼆つの肺気量での食道内圧差を測定する。
外呼吸によって放出される気体のこと。吐く息。外気よりも二酸化炭素が多く含まれる。喘息の診療において、気道の炎症を評価するために呼気中の一酸化窒素の量が測定される。
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