最近更新された用語
関連する用語
脳の側頭葉の深部に存在する部位。大脳辺縁系の一部。視床を経由して入力される感覚刺激に対して快、不快といった情動の認識を行う。前帯状皮質と密接な相互連絡をしており、情動のバランス制御を行うことが知られている。生まれ順が遅い思春期児(弟や妹)では生まれ順が早い児と比べて、扁桃体体積が大きく向社会性が高いことが報告されている。この部位が障害されると、危険なものに対する恐怖心などが消失するなどの情動を引き起こす対象に対する認識異常が起こる。-扁桃体外側核-扁桃体中心核タグ:
ホメオタンパク質のひとつ。初期発生において脳の形成に関わり、欠損すると脳全体が失われる。ドーパミン作動性細胞の発達や維持に関与し、扁桃体基底外側核の前側核における機能分子の発現に影響する。前脳、中脳、松果体、神経網膜、網膜色素上皮などの組織における発現が報告されている。網膜幹細胞から視細胞への分化に重要。CRXの上流遺伝子。パルブアルブミンを含む抑制性ニューロンの成熟に関わり、その神経細胞においてアグリカンの量を増加させる作用を持つとされる。
小脳で処理された情報の出口。プルキンエ細胞がGABAを神経伝達物質として小脳核に出力する。-室頂核(内側核)-中位核--栓状核(前中位核)--球状核(後中位核)-歯状核(外側核)
小脳の神経核(小脳核)のひとつ。外側核とも。小脳核の中で最大で、形がオリーブ核に似て表面が鋸歯状であることから名付けられた。後中位核と同様に運動機能と認知機能に関わる二つの出力を行う。歯状核の背側部は視床を介して一次運動野に入力し、腹側部は異なる視床の領域を介して前頭前野に認知情報を入力する。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。