健康用語WEB事典

外側翼突筋(lateral pterygoid muscle)

咀嚼筋のひとつ。蝶形骨から起こり、下顎骨で終わる。蝶形骨側の筋頭には上頭と下頭があり、それぞれ異なる役割を持つ。*1*2

外側翼突筋上頭

関節円板に付く筋頭。閉口時に関節円板関節窩内に固定する働きを持つ。下頭よりも小さい。

咬筋および側頭筋と同期して活動する。

外側翼突筋下頭

翼突筋窩?に付く筋頭。開口時に関節頭を前下方に引く働きを持つ。

*1あごの動きをわかりやすく説明する 顎関節機能模型の製作 広島大学 大学院医歯薬保健学研究院 口腔健康科学 統合健康科学部門 教授 里田隆博: http://www.vbl.hiroshima-u.ac.jp/sangaku/b-2.pdf
*2ヒト外側翼突筋上頭・下頭の機能的相違について 各種基本運動時の活動様式ならびに解剖学的考察 日比野和人 平場勝成 平沼謙二: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjps1957/36/2/36_2_314/_pdf

ご意見・ご要望をお聞かせください。


外側翼突筋に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2018-08-29 (水) 08:48:35