最近更新された用語
頭部への打撃など、外部からの衝撃によって脳に生じる損傷。*1
関連する用語
グリア細胞のひとつ。グリア細胞全体の10%程度を占める。小膠細胞とも。脳に存在し、変性した細胞などを貪食する。その働きがマクロファージに似ていることから、脳のマクロファージとも呼ばれる。また、脳の損傷を感知して炎症性サイトカインを分泌し、アストロサイトを神経保護型の反応性アストロサイトへ変化させて血球の浸潤を防ぐという、外傷性脳損傷に対する防御作用を持つことが確認されている。グリア細胞の1種で脳内における免疫担当細胞。正常状態では、突起を周囲に伸ばして周辺環境を常に監視してお…
反応性が増強されたアストロサイト。外傷性脳損傷を最初に感知したミクログリアが産生した炎症性サイトカインによって情報伝達を受けたアストロサイトが反応性アストロサイトとなる。反応性アストロサイトは自身のP2Y1の発現や機能を抑えることで、突起を延ばして血球の浸潤を防ぐことにより神経細胞を保護する作用を発揮する。GFAPの発現の亢進などによって現れることが知られている。
中枢神経のひとつ。神経細胞とグリア細胞から構成される。脳は大きく以下の部位に分けられる。-大脳--大脳皮質---大脳新皮質---大脳旧皮質-間脳-小脳-脳幹--中脳--橋--延髄大脳皮質は脳葉と呼ばれる単位によって、以下の図のように分類される。物理的には脳の左半球(左脳)と右半球(右脳)に分けられる。しかし、これらの役割は完全に分離されているわけではない。左右の半球の違いに言及する前に,ある誤った概念について知っておく必要がある。多くの機能において半球間の相違はなく,機能的な…
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。