健康用語WEB事典

外部照射(external radiation)

放射線治療のひとつ。体外から患部に放射線を照射する手法。

放射線治療として最も多く用いられる手法であり、この98%程度で電子を直線的に加速する直線加速器(リニアック)が使用されている。

主にX線を照射するが、乳がん皮膚がんなど体の表面の病巣に対しては電子線が用いられる場合もある。粒子線治療も外部照射のひとつ。

外部照射では患者は治療台の上に寝ているだけでよく、痛くもかゆくもありません。「放射線で焼く」という表現がありますが、照射を受けても患部の温度は2000分の1程度しか上がりませんし、何も感じません。*1

*1中央公論新社 中川恵一 知れば怖くない 本当のがんの話 (2017/1/15)

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:09:14