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様々な種類の細胞に分化できる性質(分化能)のこと。分化多能性とも呼ばれる。
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歯根膜に存在する幹細胞。間葉系幹細胞様の形態を持ち、旺盛な増殖能と多分化能を有する。損傷した部位に歯根膜幹細胞を移植することによって失われた歯周組織が再生することが報告されており、再生医療への応用が期待されている。
幹細胞の細胞数や増殖、分化など制御する微小環境の総称。単にニッチとも呼ばれる。骨幹端付近に存在し、その酸素濃度は低いことが知られており、低酸素ニッチとも呼ばれる。造血幹細胞の自己複製能や細胞周期を静止させるといった特性は,幹細胞が幹細胞ニッチに存在することにより維持されている。生体内において、造血幹細胞の性質、多分化能や自己複製能を維持するための特別な場所のことを「ニッチ」といい、造血幹細胞はこのニッチに遊走し細胞分裂を行うことで、血球細胞を供給しています。分化を抑える因子が…
造血幹細胞のような自己複製能は持たないが多分化能を持つ血液細胞の前駆細胞。造血幹細胞の分化によって発生する。
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
多分化能を参照。
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