健康用語WEB事典

多剤耐性菌

抗生物質などに抵抗力を持つようになった。薬が効かなくなるため治療が難しくなる。

多剤耐性菌とは、多くの抗菌薬(抗生物質)に耐性を獲得した菌のことです。

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多剤耐性の感染してしまった場合、使える抗菌薬の種類はかなり限定されてしまいますので、耐性でないに比べれば治療が困難になることは事実です。*1

誤った薬の飲み方が、多剤耐性菌を生み出す原因となっている。

耐性菌ができる前に病原体を全滅させるためには、服用量や種類を守ることと、症状が軽くなっても薬を飲みきる必要がある。途中で薬を飲むのをやめてしまうと、生き残った病原体が耐性を持つ可能性がある。*2

*1日本感染症学会 - 多剤耐性菌情報 - 一般の方への情報提供:多剤耐性菌を正しく理解するためのQ&A: http://www.kansensho.or.jp/mrsa/100913publicqa.html
*2大阪府立公衆衛生研究所ホームページ /感染症情報センター/ものしり講座: http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/monosiri/31/31.html

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:09:14