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複数個の単糖類がグリコシド結合したものを多糖類という。*1
代表的な多糖類はデンプン、グリコーゲン、セルロースなど。
栄養学的には、ヒトが消化吸収できる多糖類は糖質、できない多糖類は食物繊維に分類される。
関連する用語
血漿に存在する補体制御因子(補体B因子)のひとつ。補体P因子とも呼ばれる。酵母の細胞壁を構成する多糖類(ザイモサンなど)と反応する血清タンパク質。C3bBbやC3bBb3bの安定化を行う。プロパージンは副経路C3転換酵素の半減期を6〜10倍延長する。タグ:
ヘミセルロースのひとつ。被子植物の細胞壁に含まれる、ガラクトースを含むグルコマンナン。リンゴに含まれるガラクトグルコマンナンにヒト大腸がん細胞の増殖抑制作用があることが示唆されている。リンゴガラクトグルコマンナンはマンノース、グルコース、ガラクトースが6:3:1の割合で含まれ、グルコースとマンノースがβ-1,4結合した直鎖構造と、そのO-6位にガラクトースが結合した構造を有する。グルコマンナンは陸上植物で保存された細胞壁多糖類であり、植物種によっては、ガラクトースが結合したガ…
皮膚や毛穴、鼻腔などに存在する常在菌のひとつ。グラム陽性の球菌。直径1μm。学名はスタフィロコッカス・アウレウス。アレニウスは「黄色い、黄金」を意味する。ブドウ球菌の中では病原性が高いため、皮膚がアルカリ性に傾くと増殖して皮膚炎などを引き起こす。黄色ブドウ球菌が生成する毒素であるエンテロトキシンは食中毒の原因となり、加熱しても毒性を失わない。グラム陽性の球菌で、健康な人でも約30%が鼻腔や手指などに持っています。人の手を介しておにぎり、すしの表面で増殖、この菌による食中毒症状…
増粘剤や安定剤として使用される食品添加物。水溶性の多糖類。黒酵母によってデンプンから生合成される。グルコースが2つのα-1,4結合と1つのα-1,6結合を規則正しく繰り返した分子構造を持つ。結着力が強く、造膜性に優れています。食品の接着、バインダー、可食性フィルムの基材のほか、冷凍食品のドリップ抑制、菓子の食感改良などにも利用されます。水溶液は潤滑性に優れ、麺のほぐれ剤としても利用できます。医薬品分野での応用も研究され、コレステリル化したプルランとタンパク質抗原を結合させたナ…
水溶性食物繊維に分類される多糖類。フルクトースが多数結合したフルクタン。スクロースから合成によって結合数(重合度)を調整したものが生成されている。またイヌリンについては,植物から抽出したものおよびそれを部分水解し,重合度を調節したものが市販されてきたが,最近では,スクロースからイヌリンを合成する微生物酵素を利用して,重合度の異なるイヌリンも食品素材として生産されるようになっている.体内で分解や吸収が行われないため、尿で排泄される。そのため腎機能(糸球体濾過値)の検査の指標とし…
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