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エクソソームを放出するエンドソーム(後期エンドソーム)。多胞体とも呼ばれる。
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膜小胞の一種。大きさは50〜100nm。エキソソームとも呼ばれる。後期エンドソームで産生され、後期エンドソームが細胞膜と融合することにより細胞外に放出される。タンパク質やmRNA、miRNAなどの核酸を細胞外の他の細胞などへ渡すために利用される。スフィンゴシン-1-リン酸はエクソソーム内に物質を運ぶ役割を持つ。細胞の分化や老化、免疫系の制御などに関わるとされる。がん細胞から放出されるエクソソームが、がんの悪性化や転移に深く関わっていることが知られておりバイオマーカーとしての有…
エンドサイトーシスによって細胞内へと取り込まれた物質の処理を行う細胞小器官。エンドサイトーシスによって取り込まれた分子は初期エンドソームに輸送された後、後期エンドソームを経て最終的にリソソームや液胞で分解される。GTPase(Rab、Arfなど)により制御される。-初期エンドソーム(早期エンドソーム)-後期エンドソーム(多胞体、多胞性エンドソーム)一部のウイルスはエンドソームに取り込まれる。水素イオンの移動により内部が酸性になったエンドソームでは、ウイルス粒子の外側のタンパク…
ロイシンリッチリピートキナーゼ(LRRK)のひとつ。EGFRのエンドソーム間の小胞輸送やESCRTとEGFRの相互作用に関わる。LRRK1はEGFRの早期エンドソームから後期エンドソームへの輸送を調節しており、またEGFを含む早期エンドソームの移動をキナーゼ活性依存的に調節する。さらに、LRRK1はESCRT(endosomal sorting complex required for transport)–O複合体とEGFRとの相互作用を促進する足場ともなっていて、これによ…
スフィンゴシンキナーゼのひとつ。細胞膜および多胞性エンドソームにおいて、スフィンゴシン-1-リン酸を生成する反応の触媒となる。
後期エンドソーム(多胞性エンドソーム)がエンドサイトーシスによって形成した膜小胞。これが細胞外へ放出されたものがエクソソームの実態とされる。
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