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身体に必要なミネラルのうち、比較的必要量が多い以下の種類を指す。*1
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人体に必要なミネラルのひとつ。リンはカルシウムに次に体内に多く存在するミネラルで、成人の体重の約1%を占める。元素記号は P大部分(約85%)はカルシウムと結合して骨や歯の構成要素(ヒドロキシアパタイト)となり、残り(約14%)は細胞膜のリン脂質や核酸、ATP、補酵素などの構成成分として存在する。細胞外液には0.1%程度が含まれる。年齢(歳)性別ごとの推奨量(mg)男性女性1250050035800600679009008910009001011110010001214120…
人体に必要なミネラルの一つ。生物の体内ではイオンとして存在する。体液の浸透圧の調節などを行う。ナトリウムとその塩類(例えば、塩化ナトリウム NaCl)は、細胞外液中の主要な有効浸透圧物質であるので、細胞外液にあるナトリウム総量は、細胞外液量を決定する主要な因子である。「ナトリウム」はドイツ語であり、英語では「ソディウム」と呼ばれる。ナトリウム Natrium はドイツ語であり、タンザニアにあるソーダの湖、ナトロン湖 L.Natron に由来する。英語名 Sodium はソーダ…
人体に必要なミネラル。アルカリ金属のひとつ。カリウムはドイツ語であり、英語ではポタシウムと呼ばれる。体内のカリウムは97%がカリウムイオンとして存在する。浸透圧の調節や神経細胞の情報伝達に必要。また、血圧を低下させる作用を持つ。カリウムの摂取量が増えるとナトリウムの排出量が増える。塩分の排泄を促す作用を持つ。不要な分のカリウムは尿で排泄される。カリウムの排出が正常に行われないと高カリウム血症となる。海藻類や鶏卵、バナナなどの果物に多く含まれる。年齢(歳)性別ごとの推奨量(mg…
金属元素のひとつ。体に必要なミネラルのひとつ。体内には約25gが存在し、50〜60%が骨と歯にある。血液中の濃度は1.8〜2.3mgに調節されており、不足すると副甲状腺ホルモンの働きによって骨から補充される。ATPアーゼのイオンポンプとしての活性に必須。マグネシウムは、骨の弾性維持、細胞のカリウム濃度調節、細胞核の形態維持に関与するとともに、細胞がエネルギーを蓄積、消費するときに必須の成分である。多くの生活習慣病やアルコール中毒の際に細胞内マグネシウムの低下が見られ、腎機能が…
金属元素の一つ。人体に最も多いミネラルで、体重の約2%(約1kg)を占めている。生体ミネラルの中で Ca が最も多く,生体の構造維持に必要な骨格を形成している。骨以外(体液中や細胞内)で Ca はカルシウムイオン(Ca2+)として存在し,生体機能調節に極めて重要な役割を演じている。体内のカルシウム濃度はビタミンD、副甲状腺ホルモン、カルシトニンの3つによって調節されている。カルシウム全体の99%は骨や歯の成分(ハイドロキシアパタイト)として存在する。血液や細胞中のカルシウムが…
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