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巨赤芽球性貧血を参照。
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巨赤芽球性貧血のうち、胃の内因子に対する自己抗体によるビタミンB12の吸収阻害の結果としてのビタミンB12欠乏が原因となるもの。年間発症率は人口10万人に対して1~5人。女性にやや多い。悪性貧血は,自己免疫性(抗胃内因子抗体,抗胃壁細胞抗体等による)の萎縮性胃炎により,吸収障害性ビタミンB12の欠乏が引き起こされる疾患である.DNAの障害より,無効造血と巨赤芽球の産生が起こり,大球性貧血を示すようになる.症状は頭痛、めまい、動悸、息切れ、疲労感、眼瞼結膜蒼白、舌炎、舌乳頭萎縮…
ビタミンB12または葉酸の不足が原因となる貧血。大きくなった赤血球(巨赤芽球)が現れるのが特徴。大球性貧血とも。ビタミンB12が不足すると、赤血球の合成能が低下するため、赤血球自体を大きくしてヘモグロビンを多く含むことができるようにしようとする。胃の摘出手術を行なった場合、ビタミンB12の吸収障害が起こるため巨赤芽球性貧血を発症しやすい。吸収障害がある場合の治療は、ビタミンB12の筋肉注射を行う。中でも、自己免疫が原因となる胃粘膜収縮による巨赤芽球性貧血は悪性貧血と呼ばれる。…
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