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酸素を必要とする呼吸。
これに対して、酸素を必要としない呼吸を嫌気呼吸と呼ぶ。
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無色透明な気体。大気中の気体の約21%が酸素である。化学式はO2生物が呼吸によって取り込む気体。血液中のヘモグロビンによって運搬される。成人では安静状態で1日あたり約430L消費する。細胞がエネルギーを生み出すために必要。タグ:
古くからアルコール醸造やパン作りのために用いられてきたサッカロマイセス属の酵母。真核細胞のモデル生物として利用される。球形か楕円形で直径約5〜10μm。出芽によって増殖するため出芽酵母とも。ビールの製造に用いられるためビール酵母とも。グルコースやスクロース、マルトース、ガラクトースを発酵するが、ラクトースは発酵しない。好気条件、嫌気条件に関わらず増殖できる。好気的条件下では酸素を利用した呼吸によって二酸化炭素と水を排出する。嫌気的条件下ではアルコール発酵によってエタノールと二…
真核細胞の中にある細胞小器官の一つ。細胞容積の10%ほどを占める。大きさは0.5μm程度。好気呼吸によってエネルギーとなるATPを生成する働きを持つ。真核細胞はもともと酸素を使ってエネルギーを生み出すことができなかったが、別の生物であったミトコンドリアを取り込んだことによって酸素からATPを生成することができるようになったと考えられている(細胞内共生)そのため、ミトコンドリアはミトコンドリア基質内に独自のDNAを持ち、細胞とは独立して分裂によって増える。また、ミトコンドリアは…
解糖系から送られてきたピルビン酸をアセチルCoAとし、1分子のアセチルCoAから計9分子のATP(2分子の二酸化炭素、3分子のNADH、1分子のFADH2、1分子のATP)を得る反応。TCA回路やトリカルボン酸回路、クレブス回路とも呼ばれる。アセチルCoAを酸化的に分解する過程でADPをATPに変換すると同時に、オキサロ酢酸を生成し、それをさらにホスホエノールピルビン酸に変換することで解糖系からエネルギーを得る。好気呼吸を行う生物がATPを生み出すために行う反応であり、ミトコ…
酸素の存在下では好気呼吸によってATPを産生し、酸素がない場合は発酵などの嫌気呼吸を行うことで、酸素の有無に関わらず生存できるという細菌の性質。この性質を持つ細菌を通性嫌気性菌と呼ぶ。
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