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酸性色素に染まる性質。
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白血球(顆粒球)のひとつ。通常は白血球の0.5〜7%程度を占める。好中球よりも大きい。骨髄の造血幹細胞からGM-CSF、IL-3、IL-5の刺激によって分化する。血液中には少なく、外界と触れる部分(皮膚、肺、消化管、下部尿路、子宮)に多い。脂肪組織にも存在している。精神的ストレスや、女性では月経によって減少する。弱い貪食作用を持ち、分解酵素による消毒能力なども好中球ほど強くはない。寄生虫に対する殺傷作用を持つ。好酸球は抗体依存性細胞傷害作用(ADCC)を持つ。細胞表面には様々…
唾液腺や腎臓、甲状腺などに発生する稀な上皮性良性腫瘍。成人に見られる。褐色調の被包された腫瘍で、組織学的にはミトコンドリアに富む好酸性顆粒状胞体と類円形核をもつ腫瘍細胞が胞巣状の増殖を示す。コロイド鉄染色に弱陽性、免疫染色ではE-カドヘリン、ARPP、Ronが陽性。腎臓の腫瘍の5〜10%を占める。異型に乏しい好酸性細胞が均一に出現し、比較的高率に細胞質内空胞を認める点が特徴的とされる。
小腸の腸陰窩の基底部に存在する、好酸性の顆粒を持つ上皮細胞。小腸における病原体の防御を担当する。小腸の腺底に見られるパネ-ト細胞(pnt)は好酸性の大きな分泌顆粒を持っています。 パネ-ト細胞は小腸の特徴と言えますが虫垂にも見られます。
酸としての性質を持つ色素。酸性の官能基を持つ。エオシンYなど。-OH,-COOH,-SO2OHなどの基を持ち、マイナスに帯電している。アルコールよりも水に溶けやすく、細胞質、線維(膠原線維など)の染色に適している。
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