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妊娠している女性。
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出血時などに血液が固まる働き(血液凝固)を助けるビタミン。γ-グルタミルカルボキシラーゼの補酵素となる。発見当初は凝固ビタミンと呼ばれ、凝固を意味するドイツ語「Koagulations」の頭文字を取ってビタミンKと名付けられた。ビタミンKは、酸化型ビタミンKから還元型ビタミンKを経てビタミンKエポキシドへと変換されるサイクルを回ることによって血液凝固因子が作られ、出血した際に血を止める役割を果たす。このサイクルはワルファリンによって阻害される。骨形成や動脈壁の石灰化抑制にも関…
整腸作用を有する難消化性オリゴ糖。スクロースにガラクトースが結合した三糖類。乳果オリゴ糖や4G-β-D-ガラクトシルスクロースとも。妊婦に対する便通改善作用が報告されている。また、腸管におけるカルシウム吸収促進効果が確認されている。口腔内の細菌であるストレプトコッカス・ソブリヌスのβ-ガラクトシダーゼによって分解される。タグ:
妊娠5〜8週に出現する悪心や嘔吐。漢字では悪阻。全妊婦の50~80%に出現し、通常は妊娠12~16週に自然に治るが、悪化すると妊娠悪阻となる。症状の程度には個人差がある。つわりは5、6週から始まり、11〜13週にピークを迎えます。その後、14週頃には50%が、22週頃には 90%が終わります。出産近くまで吐き気などが続く妊婦さんもいますが、それはつわりではありません。子宮が大きくなることでの胃の圧迫等によるものと考えられています。国内外の研究から、新生児はつわりがある妊娠では…
母体内に受精卵〜胎児が存在する状態。一般に妊娠を自覚するのは受胎後3週(妊娠4週)目とされ、この時期には胎児の中枢神経系や心臓の形成が始まっている。妊娠中は味覚や嗅覚によって受ける不快感の上昇や悪心・嘔吐などの症状がある。これらの症状はプロゲステロンにより健康な妊婦に一般的に出現し、正常な胎児の成長を意味しており、流産するときには頻度が減少する。妊娠中の母体が高カロリー食を摂取すると、子どもの成熟後の肥満を誘発するとされる。この原因として、グリコーゲンホスホリラーゼ遺伝子に異…
妊婦に現れる線条痕。主に腹部に見られるが、胸や大腿にも起こる場合がある。生理的変化であるが、やや隆起した縦に走るピンク色線状病変として発生し、後に軟化、白黄色、委縮性皮疹となる。国内では妊婦の約半数に見られ、妊娠中期までに約80%が発生する。女性の身体に瘢痕として残存する可能性が極めて高い。妊娠線は妊娠による急速な皮膚表面の伸びに内側の組織がついていけないために、その組織が裂けて起こるとされる。
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