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遺伝性ではないアルツハイマー病。
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グリセロリン脂質のひとつ。sn-1位にビニルエーテル結合、sn-2位に多価不飽和脂肪酸を有するエーテル型グリセロ脂質。最も酸化を受けやすいリン脂質とされる。プラズマローゲンとも。ヒトのリン脂質全体の18%を占める。組織によって分布が異なり、脳や網膜、心臓、骨格筋、白血球、精子などに多く存在する。プラスマローゲンは体内でペルオキシソームの膜タンパク質であるFAR1に触媒されて開始され、全7段階の反応を経て小胞体で完了する。天然には、Xの部分の構造が異なる以下の2種類が存在する。…
最も多い認知症(全体の約60%)。海馬の病変による記憶障害が顕著な認知症で、物忘れから徐々に進行する。遺伝によるものを家族性アルツハイマー病、遺伝によらないものを孤発性アルツハイマー病と呼ぶ。アルツハイマー型認知症とも。アルツハイマー病の発症は、まずアミロイドβが凝集して脳に沈着(老人斑)し、次に過剰リン酸化されたタウタンパク質が凝集して神経細胞内に蓄積して神経細胞が死滅していく。老人斑が脳に現れてから認知症を発症するまでに20年以上かかる。脳の神経細胞が通常よりも早く減少す…
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