健康用語WEB事典

対症療法(symptomatic treatment)

病気の根本的な原因ではなく、その症状(痛みなど)を和らげるために行う治療。解熱剤や痛み止め(鎮痛)は対症療法の代表的な治療。

原因が取り除かれていないため、対症療法によって症状が改善しても完治したわけではない。

場合によっては症状を悪化させる場合がある。例えば、発熱は体内に侵入した病原体を排除するために起こるが、これを解熱剤で止めてしまうと、病原体を弱らせることができなくなる。

これに対し、病気の原因を治す治療法のことを原因療法?と呼ぶ。*1

*125.対症療法(たいしょうりょうほう) - 「病院の言葉」を分かりやすくする提案: http://pj.ninjal.ac.jp/byoin/teian/ruikeibetu/teiango/teiango-ruikei-b/taisyoryoho.html

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このページの最終更新日時: 2018-01-12 (金) 18:39:13