最近更新された用語
小胞体の生体膜。
関連する用語
グルコースなどの糖が枝分かれしながら鎖状に繋がった分子。多くはタンパク質や脂質などに結合した状態で存在する。糖鎖を持つタンパク質を糖タンパク質と呼ぶ。動物では体内の半数以上のタンパク質に糖鎖が結合している。同じタンパク質でも健康なときと病気のときとで糖鎖の形が変化することが知られている。小胞体膜に存在するドリコール脂質上に作られる。糖鎖の構築にはグルコースが必要であることが報告されている。糖鎖は、細胞小器官の1つである小胞体膜に存在するドリコール脂質上に構築され、複数の段階を…
カルシウム結合タンパク質のひとつ。アポトーシス関連遺伝子2やPDCD6とも。ALG2は小胞体膜貫通タンパク質であるSARAFと結合し、SARAFタンパク質の分解制御に係るユビキチン修飾を抑制する。細胞死に関わり、がんの進行・予後の診断マーカーへの応用が期待されている。タグ:
イノシトール三リン酸の受容体。IP3受容体とも呼ばれる。小胞体からのカルシウム放出を制御し、細胞内カルシウム動態に多大な影響を及ぼす重要なイオンチャネル。細胞内のカルシウム貯蔵庫の1つである小胞体膜上に存在するCa2+放出チャネル。IP3と結合することでチャネルが開き、小胞体内のCa2+を細胞質に放出する。3つのサブタイプがあるが、神経細胞ではIP3受容体1型が役割を担う。3つのサブタイプ(IP3R1〜IP3R3)が存在する。IP3R1は特に脳神経系に強く発現していることが知…
伊江島のサンゴ礁で採集した海洋シアノバクテリアから発見された、極めて低濃度で細胞の増殖を抑える新しい化学物質。細胞内にある小胞体膜上のカルシウムポンプ(SERCA)の働きを強力に抑える作用があり、その強さは史上二番目であるとされる。タグ:
小胞体膜に存在し、N-結合型糖鎖と結合するドリコール誘導体。N-結合型糖鎖は2個のリン酸基(ピロリン酸)を介してドリコール脂質に結合する。タグ:
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。