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アリルイソチオシアネートの配糖体。分子式は C10H16KNO9S2 苦味があり、多くの昆虫に毒性を示す。ワサビやカラシに含まれるが、そのままでは辛味はない。すりおろすことなどによって細胞が壊れると、その中に含まれるミロシナーゼと反応してシニグリンがアリルイソチオシアネートに変化することで辛味が現れる。山葵はそのままでは辛くはありませんが、おろすと辛味成分である硫酸エステル形の配糖体シニグリン(sinigrin)が酵素ミロシナーゼの作用で硫黄を含んだカラシ油を生じて辛味を呈し…
アブラナ科ワサビ属の多年草。学名はワサビア・ジャポニカ(Wasabia japonica)。漢字では山葵。辛味の原因となるアリルイソチオシアネートの前駆体であるシニグリンを含む。沢ワサビの根茎には特に多くのイソチオシアネートが含まれ、アリルイソチオシアネートや6-MSITCが多い。
300属3000種からなる植物の科。アブラナ科の植物は害虫対策としてグルコシノレートを生成する。グルコシノレートはがんの予防効果があることで知られている。食道がんや胃がんなどでは、野菜の摂取が発症の予防に有効なことも分かっています。特に、ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜や大豆食品などがお勧めです。-ハクサイ(白菜)-キャベツ-コマツナ(小松菜)-カブ(蕪)-ノザワナ(野沢菜)-ブロッコリー-ワサビ(山葵)-カラシ-ダイコン(大根)
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