健康用語WEB事典

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膨張性下剤のひとつ。水に不溶であるが、水を吸収して膨潤する。カルボキシメチルセルロースとも。商品名はバルコーゼ。食物繊維摂取量の少ない患者に適する。他の下剤に比べ、効果発現までに時間がかかるが自然排便に最も近い。崩壊剤となる。薬剤にはカルメロースナトリウムやカルメロースカルシウムなどの塩の形で注射剤の懸濁化剤や造粒の結合剤として用いられる。

口の中で崩壊する錠剤。水が無くても唾液で飲めるという利点がある。OD錠や速溶錠（RPD錠）などとも呼ばれる。口腔内崩壊（速溶）錠とは、唾液または少量の水により30秒程度の短い時間で崩壊し、服用できる錠剤です。外出先で飲用水が無い場合や、普通錠が嚥下困難な小児や高齢者など、様々な患者にとって使いやすいという利点があります。しかしその一方で、吸湿性があるため一包化に適さないものや、強度が弱く自動分包機内での落下により欠けてしまう錠剤もあります。

薬剤の有効成分となる粉末や顆粒をカプセルに入れたりコーティングによって固めたりした医薬品。散剤に比べて飲みやすいが吸収速度は低下する。投与量の調節も難しい。

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