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本来見えるはずのない物が見える幻覚。認知症で多い幻覚とされる。*1
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消化管の炎症や消化性潰瘍の治療薬。胃粘膜壁細胞のH2受容体拮抗薬。カプサイシン感受性知覚神経を介して胃粘液分泌促進作用および胃粘膜血流増加作用を示すとされる。中毒症状として幻覚や幻視、異常発言などの精神神経症状が報告されている。
脳の神経細胞が障害される疾患によって現れる、認知(記憶、思考、情動、知覚)の異常のこと。原因の違いによって以下の様に分類される。最も多いのがアルツハイマー病であり、認知症全体の約60%を占める。-アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)(60%)-脳血管性認知症(20%)-レビー小体型認知症(10%)-前頭側頭型認知症(10%)認知症によって現れる症状は中核症状とBPSDに分けられる。認知症の脳からはアミロイドβの凝集体とタウタンパク質の凝集体が確認される。これらの凝集体は…
シヌクレイノパチーのひとつである認知症。パーキンソン病の症状もある場合が多い。アルツハイマー型認知症とは異なり、朝は正常だが夜に認知機能が低下する、手足の力はそれほど弱っていないのに転倒しやすくなる、睡眠障害の合併、具体的な内容が繰り返される鮮明な幻視などの症状が特徴的。神経症状に加えて精神症状も現れる。アセチルコリン作動性神経が障害されやすく、脳内のアセチルコリン量を増加させるドネペジルの投与により認知機能が改善することが報告されている。
一時的で軽度の意識障害あるいは意識変容。せん妄とも表記される。錯覚、幻覚(幻視)、精神運動興奮、不安などが起こる。手術後に起こる譫妄は術後譫妄と呼ばれる。
存在しない物の存在や感覚を感じる精神症状。五感のうちのどの感覚に幻覚が現れるかで以下のように分類される。-幻視-幻聴-幻臭-幻味-体感幻覚
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